暮らしやすさ倍増!和室から洋室へのリフォームはこんなメリットが!

伝統的で趣のある「和室」は、かつては日本の家屋には欠かせない空間でした。しかし、時代とともに食べ物や暮らし方が欧米化した日本では、「和室は使いにくい」と洋室が主流となっていて、近年建てられたような新しい住宅では建築段階から「和室」を含めない間取りにするケースも増えています。しかし、築年数が結構経過したような古い住まいには和室もあるかと思います。そんな和室がある家庭では、「押入れが使いにくい」「畳が気になる」と和室から洋室のリフォームをする人も増えています。

この記事では、和室から洋室にリフォームして実感できるメリットについてお伝えしていきたいと思います。

◆お掃除が簡単

洋室の床と言えば、フローリングが主流ですよね。フローリングの大きなメリットは「掃除がしやすい」ということでしょう。掃除機を使用するだけでなく、モップでホコリを取ることもできて掃除が簡単です。

小さな子どもは食べ物や飲み物をよくこぼしますが、畳のように液体が内部に浸透しない特徴があるフローリングはお手入れが楽ちんです。こぼし方にもよりますが、すぐに拭き取ればシミにもならず衛生的なのが嬉しいですね。

◆メンテナンスに費用がかかりにくい

丈夫な床材のフローリングは、普通に生活している範囲内であれば「大きな傷がつく」「穴があく」ということはまずないでしょう。そのため、今後メンテナンスのために床のリフォームをしなければならない状況はあまりないかと思います。

材質にもよりますが、ふだんの掃除に加えて、ときどきワックスをかけてツヤ感をアップさせる程度のメンテナンスで十分でお手入れに費用はあまりかかりません。

一方、畳の場合には色褪せや衛生面から、裏返しや表替えを適切な年数で行います。最終的には新しい畳に買い替える必要もあり、メンテナンス費用がかかります。

◆収納が使いやすい

「布団を床に敷いて寝る」という日本の昔ながらの生活スタイルに合わせて作られた収納が押入れです。しかし、最近では「朝起きて布団をたたみ、夜に再び布団を敷く」という手間が面倒でベッドで寝る人も多くなってきています。布団をしまう必要がなくなるので、押入れに入れるものがなくなりますよね。リフォームでクローゼットに変えれば、ハンガーを使って衣類を吊るすことができ、現代の生活に合った収納ができます。

◆ソファーやイス、ベッドを置きやすい

畳の上に、家具を長く置いていると重みで「跡」ができます。そして、日焼けなどで、置いている部分とそれ以外の部分の色の変化が気になるものですよね。しかし、フローリングにすれば部屋の模様替えもしやすく、畳と違って家具を移動しても凹みや色あせも気になりません。

◆まとめ

洋室へのリフォームと言っても「畳からフローリング」「押入れからクローゼット」など部分的なものから、「床や天井、収納、壁紙もすべて変える」という部屋全体的を変えるものまで、ニーズに合ったリフォームが可能です。

ベッドで寝たり、ソファーに座ったりと生活スタイルが欧米化した現代では、洋室の方が暮らしやすく感じるのかもしれません。それに、全体的にオシャレな雰囲気が高まるので
「インテリアを楽しみたい」という人には、洋室へのリフォームはおススメです。